犬に噛みつかれるあなたへ~なでること以外に犬とのコミュニケーションありますか?~
飼い主様から連絡をいただく内容で多いのは、トイレの失敗と人の手足に噛みつくことです。
特に子犬時は乳歯がとがっていて時には流血してしまうことも・・。
かわいい愛犬でもさすがに噛みつかれ続けるのは飼い主も心が痛みますよね。
飼い主さんからお話を聞くと、
- 抱っこしようとして手を出すと噛みつく
- リビングでくつろいでいる時に犬を触ろうとしたら噛みつく
- 手をひらひらさせて遊んでいる時に噛みつく
等、きっかけはたくさんあります。
室内の犬はリビングなどみんなで過ごす場所にいることが多いです。
近くにかわいい犬がいれば人間は無意識に手が出てしまいます。
触られたり、抱っこされることは犬にとってうれしいことでありコミュニケーションの一つと考えている人も多くいます。
しかし、すべての犬が触られることがうれしいとは限りません。
犬の皮膚は感覚器でもあります。人間に比べ皮膚に何かが触れると刺激を強く感じるそうです。そのため触られることが苦手な犬も多くいます。
また、犬は人間のように手でものをつかんだり触ったりすることができません。
人間の手の代わりに口を使います。
- 気になるものがあればくわえて確認します。
- 嫌なことが起これば噛むことで回避します。
- することがなければ噛んでストレス発散します。
- 落ち着かない(ストレスがある)と噛みます。
私たちも日常的に多くの場面で手を使います。
犬にとっても噛みつくのは当たり前の行為です。
しかし近くにいる人を噛むのは嬉しいことではありません。
噛む理由を知りそれに対応すること、噛まなくてもいい生活を提供することが大切です。
触ったり、抱っこするほかにもおもちゃで一緒に遊んだりオスワリ・オイデや公園や広場で一緒に走ることもコミュニケーション一つです。
当しつけ教室では飼い主様に犬とのコミュニケーションの方法をたくさん知っていただき、それらを通じてお互いの信頼を築く(噛まれない生活送る)お手伝いをしています。
犬ともっと仲良くなりたい方はご相談ください。