散歩の途中で他の犬とすれ違う際に吠えたり、ドッグランで犬達が走り回っている中、しっぽが下がったまま動けないワンちゃんをよく見ます。
当しつけ教室のお客様の中でも「他の犬が苦手で散歩に行くのが大変」とご連絡をいただくことがあります。
これらのワンちゃんをみていくつかの共通点があることに気付きました。
1つ目は、チワワやヨークシャテリア等の小型犬
2つ目は、子犬の時に早い時期に親兄弟犬から離れすぐに人間社会で生活するようになった
です。
小さな犬から見たらほとんどの犬は自分より大きい生き物です。
最初に犬に慣らす際は大きな犬に合わせるより同じ大きさか小さくて性格が落ち着いているワンちゃんのほうがお勧めです。
また、多くの方が社会化期前の子犬の早い時期に家族に向かいいれるため他の犬との接触が断たれてしまうため7週から8週までは親や兄弟犬と離すことはいいことではありません。
動物愛護法で出生後49日から犬猫の販売可能だった期間が、56日に延長されたのは犬への社会化や発育が問題になったためだと思います。
多頭飼の家庭なら慣らしやすい環境ですが、そうでない場合は近所のワンちゃんやドッグランなどで相性のいいワンちゃんを探してみてもいいと思います。
それが難しかったり、慣らすコツがわからない場合は犬の保育園を利用されるのがお勧めです。
ちなみに、当しつけ教室も保育園をしております。大きなワンちゃんや小さなワンちゃん年齢も様々なのでその都度相性のいいワンちゃん同士をこちらで判断してお遊びの時間を設けています。詳しくはこちら
最初は怖くて震えていたワンちゃんも徐々に慣れて遊べるようになっています。