人にとって困った行動はいつ頃でてくる?
当しつけ教室には様々な理由でご連絡をいただきます。
- 散歩の時犬の引っ張りが強い
- 散歩の途中ですれ違う犬・人・自転車に吠える
- 体を触ろうとしたら噛みつく
など犬が人にとって困った行動に対するお悩みでご連絡をいただく飼い主様です。
「子犬の時は(2か月~4か月頃)は大人しくていい子だったのに1歳ごろから困った行動が目立ってきた」
といいます。
犬は最初の一年で、人間の15歳ぐらいになります。
いつまでの幼児のように思えますが、1歳で中学生や高校生の青年だと考えなければなりません。
私たち人間は15年生きている間に様々なことを経験し学習します。
そう考えると、犬の1歳までにたくさんの事を経験・トレーニングをすることが望ましいです。
最近では、
- 犬を初めて飼うので基本的なしつけを教えてほしい
- いたずらや困った行動が目立っていない子犬のうちにしつけをしたい
といった飼い主さんも増えてきました。
大げさな話になるかもしれませんが、子犬の時期から犬を家族に迎える時は最初の一年は多くの時間を犬に費やす必要があります。
しかし、適切な経験やトレーニングをしていくことでその後の生活(小型犬だと約15年、大型犬だと約10年)の長い年月は犬も人間もお互いが安心した生活を送れることができます。
当しつけ教室は人にとって困った行動の改善だけでなく、問題が起こらないための予防としてのしつけにも力を入れています。