前回の記事で、犬のしつけで一番最初にしないといけないことはトイレを覚えさせることと記しました。
犬のしつけの始め方①参照

次にしないといけないのは社会化です。

※学校で勉強していた社会科ではありません。

社会化とは・・・

人間社会で出会う可能性のあるさまざまな物や事(人や犬や環境)に敏感に反応(吠えたり、噛んだり)しないで生活できること

です。

私の元に連絡をいただく飼い主さんとワンちゃんは①子犬を飼い始めたため、基本的なしつけ方を教えてほしい方と、②人間にとって困った行動(吠えたり、噛んだり)を改善してほしい方のどちらかです。

実は、②のワンちゃんの困った行動の理由の一つに「社会化不足」というのが挙げられます。

例をあげると・・
・掃除機やチャイムの音に吠える犬は、子犬の時にそれらに良い思いをしなかったまま成犬になったため、掃除機やチャイムの音が不快なものと覚えてしまい、吠えることでそれらを無くそうとしている。←生活音に慣れていない
・早いうちから兄弟犬や親犬と離され、人間としかかかわりがない犬が、散歩やドッグランで他の犬とすれ違う時に怖くて吠える。←他の犬に慣れていない

いい経験をしていなかったり、物心がつく4か月くらいまでに経験しないことで、成犬になって警戒心や恐怖心を吠えたり噛むことで無くそうとしているのです。

優秀なトレーナーでも社会化ができていない犬をトレーニングするのは不可能と言われるくらい社会化は重要です。

当しつけ教室でも吠えたり、噛んだりする問題行動に関してはオスワリやフセ等の基本トレーニングよりも社会化トレーニングから始めます。
社会化は警戒心や恐怖心が芽生える4か月までにするのが一番いいといわれています。
しつけを始めるのは若いほうがいいという理由はこの社会化が一番の理由なのです。

「うちは、もう成犬だからおそい」と思わないでください。時間はかかるけど、社会化をすることは何歳からでも可能です。
当しつけ教室では社会化という言葉がたくさん出てきます。ぜひ、覚えていてください。