当しつけ教室にご連絡をいただく方は、ブリーダーさんやペットショップで子犬(生後2ヶ月から3ヶ月)を家族に迎えることが多いです。
しかし実際ご連絡をいただくのは迎えてすぐではなく、5ヶ月や6ヶ月以降に吠え・噛み・トイレの失敗でご連絡をいただきます。
皆さんのお話で共通するのは、
- 家に来た最初の1週間は大人しかった。
- 吠えたり噛んだりするようになったのは家に来て2週間から1ヶ月ほどしてから。
- ネットや本など自己流で頑張ったが、頑張れば頑張るほど吠えや噛み付きが増えてきた。
です。
家に来た生後2ヶ月から3ヶ月の子犬は人間で言うと1歳から2歳の子どもです。
体つきもしっかりしていないし、物事の判断(何が怖くて何が楽しい)も成犬よりはっきり理解できていません。
また、わけも分からず今までいた場所から急に別の場所に移動し知らない人に囲まれて、緊張と不安で動かないでいることが人からみて「おとなしい」と思われていることが多いです。
しかし、月日がたつと家族との生活にも慣れるし体つきもしっかりし、年齢的に必要な運動量も増えてきます。
そのため必要な運動量を満たすため「吠える・噛み付く・走り回る」などの活動が増えてきます。
その時期が4ヶ月以降に多く見られます。
お客様の多くはワンちゃんが5ヶ月から1歳ごろに人にとって困った行動が増えてきてからご連絡をいただきます。
決して遅くはありませんが、行動が増えてきた後より起こる前に連絡をいただくほうがレッスンの内容も人にとって困った問題行動の改善に時間をかけないで、これから10年~15年の犬との生活を快適に過ごせるコミュニケーションに当てることができます。

愛護センターから我が家にきた直後のわくせい代表犬のがめ煮(推定2歳)。 2日から3日は終日サークルの中からなかなか出てこず丸くなっていました。

我が家に来て1ヶ月が過ぎ、最初の大人しさは微塵もなく、おもちゃを振り回しぼろぼろにする「破壊女王」の異名を持つほどやんちゃぶりを見せています。
当しつけ教室は私がお客様のお宅に伺う訪問レッスンをメインに行っております。
お問い合わせで「3回目のワクチンが未接種なのですがレッスンは可能ですか?」といった内容を多くいただきます。
皆様には犬を家族に迎えたときからレッスンは対応可能だとお答えしています。
オスワリ・マテの基本的なトレーニングだけでなく、ワンちゃんとのコミュニケーションのとり方や犬用品(おもちゃやクレート)の正しい使い方など気になったことや犬との生活を今よりもっと良くしたいかた、いつもでお問い合わせください。