よくある質問の一つに
「犬のしつけっていつから始めたらいいの?」
があります。

しつけの初め時はズバリ!!犬を家族に迎えた日です。

犬のしつけは人間にとって困った行動を改善するのではなく、人間社会で安心して生活できるようにルールを教えることです。犬のしつけを学ぶのメリット 参照

犬との生活①

まだまだ、問題行動の改善を目的とする飼い主さんからご連絡が多いですが、最近では「子犬を飼い始めたから、しつけをしたい」という飼い主さんも増えてきました。

子犬からのしつけのメリットは多くの事を吸収しやすい社会化期(←社会化って何?参照)があるため、この時期にいい経験を適切に経験することで左の図のような理想的な犬との生活を送ることができます。

以前、子犬(6か月)からレッスンを受けていただいたご家族の話です。
元気な子犬ちゃんだったため、初めて会った時は飛びつきや要求吠えが少しありましたが、社会化と基本トレーニングのレッスンを行ったことで1クール(1か月半)で目立った問題行動もなく、卒業時には落ち着いたワンちゃんになりました。

もし、ご連絡が1か月遅かったら飛びつきや要求吠えが目立つワンちゃんになっていたと思います。1クールのレッスンが2クール(3か月)になっていたと思います。

犬を家族に迎える時期はそれぞれで、子犬を迎える方もいれば、成犬を迎える方もいます。

子犬の社会化期を過ぎても社会化は成犬も必要です。人間社会でのルールを学ぶのに年齢は関係ありません。

最初に記しましたが、犬のしつけのはじめ時は家族に迎えた日からです。お互いが楽しく安心した生活を送るためにもしつけは必要です。