「ほめる=なでる」ではありません!犬が本当に喜ぶほめ方とは?
愛犬の「うれしいこと」知っていますか?
カウンセリングで飼い主さんによくする質問があります。
「あなたのワンちゃんが好きなこと、嬉しいことは何ですか?」
多くの方は「おやつ」「おもちゃ遊び」「外で走ること」と答えてくださいますが、「なでてもらうこと」と答える方は少ないです。
「ほめる」は、犬にとって嬉しいことを提供すること
多くのしつけ本や動画では「犬はほめてしつけましょう」と言われています。当教室でも「ほめるしつけ」を大切にしていますが、ここでの「ほめる」は、犬が嬉しいと感じることを提供するという意味です。
つまり、「なでる=ほめる」ではありません。
なでられるのが苦手な犬もいます
飼い主さんの多くが「なでてほめている」と言いますが、実際にはその“ほめ方”が犬にとって逆効果の場合も。
なでようとすると興奮して飛びついたり、噛んでしまう犬もいます。これは、人が「良かれ」と思っているだけで、犬にとっては望んでいない行動だった、というケースです。
本当にほめるとは?
犬にとっての「ご褒美」は、おやつや遊び、好きな場所に行くことなど、その子が喜ぶことです。なでられるのが好きな犬もいますが、本当に触ってほしい場合は自分から手を寄せてきたり、触ってほしい様子を見せます。
逆に、手が近づくと逃げる・興奮する・噛むといった反応をする犬も多くいます。
愛犬との生活をより良くするために
ほめ方を見直すだけで、犬との生活がぐっと良くなります。
ポイントは2つ:
- その子が本当に喜ぶことを知る
- 適切なタイミングでそれを提供する
ちょっとした工夫と気づきで、しつけはもっと楽しく、愛犬との信頼関係も深まりますよ。
あなたの愛犬の好きなことや提供するタイミングを知りたい方はご相談ください。