食べ物を使ったトレーニングは甘やかしている?

犬のご飯を毎日決まった時間・量を食べさせている家族が多いです。

しかし、食べ物を獲得できるタイミングや回数を意識したことありますか?

 

なんと、決まった時間・量・内容であげるのではなく、食べ物を使ってトレーニングをすることで「吠える・かむ」等の人にとって困った行動が少なくなります。

当しつけ教室のトレーニングは人にとって困った行動を減らすことより新しいことを覚えることに重点を置いています。

例:飛びつくことをやめさせるのではなくオスワリを教える

 

食べ物を使ったトレーニングは犬にもわかりやすく、食べ物をくれる飼い主さんのイメージもよくなるため一石二鳥です。

 

望まない行動(問題行動)に対し怒ってばかりいた飼い主さんがいました。

望む行動をしたときに食べ物をあげるトレーニングを始めたところ、望まない行動がなくなりストレスのない生活を送ることができました。

 

食べ物は動物にとって生きていくために必要なものです。

何かをして食べ物を獲得することは楽しいです。

私たちにとっての働いたお給料のようなものです。

望ましい行動をしたときに食べ物を獲得することでその行動を学習し、行動は増えていきます。

 

食べ物を使ったトレーニングはリズムよく短時間で覚えることに役立ちます。

 

望ましい行動が増えると生活も満たされ困った行動も減っていきます。

 

レッスンを受講している飼い主さんには日ごろからご飯は器だけでなく手で提供する機会を作るようお願いしています。

コミュニケーションとして食べ物を提供するだけでも生活に変化は起こるはずです。

 

食べ物をあげるタイミングやあげ方を知りたい方はぜひご相談ください。